第25回:マインドフルネスとシニアの相性

大ヒットしたディズニーアニメ「アナと雪の女王」によって

世の中に「ありの〜♪ ままの〜♪ 自分になるの〜♪ 」の大合唱が鳴り響いたから・・・かどうだかは定かではありませんが、

今は「まず、ワタクシのことを考える」時代。

ゆり子さんの「都民ファースト」しかり、

トランプさんの「アメ〜リカンファースト」しかり、

女子達が夢中なお稽古ごと「ヨガ」も、自分を見つめるワークという点から考えて、その1つと言えるでしょう。

 

そんな社会的ムードの中、満を持して輸入されてきた思想が

「マインドフルネス」です。

 

マインドフルネスとは、かなり乱暴にざっくり言うなら

 

今、自分の内側・外側で起こっている現象をモニターする(集中する)ワークを通して、

湧き上がってくる現象に審判(ジャッジ)や解釈を入れずに見守る。

つまり、森羅万象に執着せずに、こだわらずに、

ただただ受け流すという仏教的な瞑想法です。

「ありのままを感じ、消えて行くのを見届ける」だけ。

これを繰り返すことで、「感情」に翻弄されない「穏やかなな私」を育てていきます。

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マインドフルネス瞑想法については魑魅魍魎としているので、
かなりフラットに解説しているNHKのサイトをリンクします。
https://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html
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このマインドフルネス・ワークでも、最初に見つめるのは「内なる自分」から。他者の介入はありません。

 

こういった、自分ファースト「まず、ワタクシのことを考える」現代と、

シニア世代はどう向き合っていけばよいのか?

「神より怖い世間」「自己を無にして社会の一員・会社の歯車として立派に責務を果たすことが使命」という価値観が常識だったシニア世代には到底受け入れられることではない!という声が聞こえてきそうです。

 

なのですが。

 

シニアも後期高齢世代になりますと、

身体も思うようには行かなくなって参りますし、

子供や自分への過剰な期待から解放され「よそはよそ」という気持ちも強くなってきます。

思うようには行かない人生だけど、まあ捨てたもんでもないと思えることもある。あるがままでいるしか、ない。という、ちょっとクールなマインドフルネス状態だったりします。

して欲しいことがあれば「今すぐして」と訴えるあたりは、まさに自分ファースト。

 

というわけで。

 

高齢者は、実は今の時代の最先端な生き方を粛々としておいででした。

 

今回は珍しくオチがつきましたねw

 

 

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