第31回:新しい「お葬儀」

今回は、新しい「お葬儀」についてです。

昨今、お葬儀(お葬式)のあり方が変わってきました。

家族葬や密葬や火葬式など、コンパクトなお葬式が人気のようです。

 

以前なら一部の文化人や有名人がするものだと思っていた「密葬」や「家族葬」。

一般の方は「そういう時代だから・・」と理解はできても、

いざ我が家のこととなると親戚付き合いもあることなので

「そうはいかない」という現実がありました。

 

しかし最近は意識も変わってきているようで、

先日葬儀屋さんやお寺の方々とお話しさせていただく機会に恵まれたので聞いてみると、

コンパクト葬というよりも、むしろ「ミニマム」なお葬式を望まれるご家族が大変増えているとのことでした。

 

「死」が軽くなったということではなく、

「何にお金をかけるか」をシビアに考える人が多くなったようです。

 

「こういうものだから・・・」という理由をそのまま受け入れて、

良い悪いではなく当たり前としてしてきたこと、

または、これくらいしないとみっともないと思われてきたことを、

「しなくても良い」「うちはこれで良い」という自分軸で判断してシビアに選択する人たちが増えてきてたと言っていました。

葬儀屋にさんやお寺さんも、

「固いことを言わすに柔軟に対応します」という姿勢でないとやっていけない時代になったと言っていました。

 

 

彼らが言うように、時代による価値観の変化はもちろんあると思います。

でも、年収300円時代と言われる最近の日本の厳しい現状を考えると、

家計を預かる身である私の実感値としては、「そんなにお金をかけられない」という切実な理由もあるようにも思います。

 

 

ご葬儀は、どこの家庭も必ず等しく経験することです。

みなさんもぜひ、ご葬儀について考えてみてください。

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