シニアライフデコーダーの橋詰です。
オフィス・ハナのシニアマーケティングを担当しています。
このブログでは、シニアライフの翻訳者「シニアライフデコーダー」のお仕事について解説しておりますが、今回はちょっとブレイク。
シニアライフデコーダーが見つけたコラムをご紹介します!
脳科学者で作家、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャーでもある茂木健一郎さんが、GOTCHAという媒体で発表した『コミュニケーションの「達人」になるために』というコラムです。
全文はこちら→http://gotcha.alc.co.jp/entry/20180124-mogi-communication07
ここで茂木さんは、こう述べています。
「年齢を重ねたら自動的に「おばさん」「おじさん」になるわけではない。」
「私は、年齢で人のことを決めつけるのが嫌だ。
だから、一定の年齢の人を「おばさん」とか「おじさん」とか言うのが好きではない。
年齢を重ねたからと言って、自動的に「おばさん」や「おじさん」になるわけではないし、
外見だけで「おばさん」や「おじさん」が決めつけられるわけでもない。
むしろ、コミュニケーションにおいて「おばさん」化、「おじさん」化する人がいる。
このことは、大いに自戒しなければならない。何よりも恐ろしいことだから。」
その上で、コミュニケーションにおける「おばさん化」「おじさん化」を
こう解説しています。
「コミュニケーションにおける「おばさん」化とは何か。
それは、端的に言えば「無意識のたれ流し」である。
自分が思いついたことを、まるで実況中継をするように口にしてしまう。
相手がそれをどう受け止めるか気にせずに、とにかく声に出してしまう。」
「自分の意見に対して相手がどのように感じているか、どんな意見を持っているかを気にせずに、とにかく自分の方が正しい、相手の言うことなど聞く必要がない、という態度が出始めてしまうと、その人は「おじさん」である。」
同世代からは「わかるわかる。やってるやってる。」という声が聞こえてきそうです。
さらに、「おばさん化」「おじさん化」を避けるための心得えを紹介し、
コラムの最後をこう締めています。
「そうすれば、何歳になっても「おばさん」「おじさん」になることがない。コミュニケーションにおける「アンチエイジング」だ。」
茂木健一郎さんはウィキペディアによると55歳。
20代30代の方々から見たら「とっくにおじさんが今更何を言っているのか?」と思われるかもしれません。
しかし、これがシニアへの道。
感情面への配慮は、良いコミュニケーションには欠かせません。
ワタシのことを「おばさん・おじさん」と呼んで良いのは甥っ子姪っ子と我が子の同級生だけ。
ワタシのことを「おばあさん・おじいさん」と呼んで良いのは家族だけ。
このお作法を覚えておきましょう!
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次回は、
「シニアライフにおける社会貢献」を
シニアデコーダーがマーケティング視点でお届けします。
お楽しみに!!
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