シニアライフデコーダーの橋詰です。
オフィス・ハナのシニアマーケティングを担当しています。
シニアライフの翻訳者「シニアライフデコーダー」のお仕事について解説しています。
第8回の今回は、シニアライフに関連するコラムをお届けいたします!
JTB地球倶楽部の旅行商品「シニア留学」をご存知でしょうか?
商品URLはこちら→http://ryugaku.jtb.co.jp/senior/
50代以上の方を対象、「大人の遊学」をコンセプトに、
英語レッスンだけでなく、海外で学ぶ・遊ぶ・暮らすをテーマにした旅行商品です。
パンフレットを見てみると、
2016年の参加者では年代別で60代女性が一番多くの割合を占めており、
1ヶ月以内の短期留学がもっとも多く、
渡航先としてはイギリスとカナダが人気。英語の習得が目的です。
留学中の滞在先はホテルや寮よりもホストファミリーへのホームステイが選ばれています。
参加形態は「女性1人での参加」が最も多く50%を超えており、
第2位の「男性1人での参加」の16%を大きく上回ります。
ちなみに第3位は「夫婦で参加」の10.6%。
(どちらがオマケなのかしら?なんて想像を逞しくして楽しんでいますw)
参加者の声では「夢が叶った」「初めての一人旅で新しい発見」などが感想として述べらていました。
シニアライフデコーダーである私は、
シニア留学の本質は、
英語力アップや旅(海外で過ごすこと)ではなく、お稽古である
と翻訳しています。
「本物」を学ぶためには移動距離など厭わないという「お稽古の達人」がいます。
OL時代からの40数年間、憧れの先生お教室に通うために新幹線を使ったり、
お菓子を習うために本場パリの製菓学校に通ったりしてきた人達、
またそれを「いつか私も!」と憧れてきた人達、それがお稽古の達人です。
そんなお稽古の達人が60代を迎え、
お稽古の延長線上として短期留学&ホームステイを選ぶと考えれば、
JTBの調査にある”女性の1人参加”が多いこともうなずけます。
もし単純な「憧れ」や「旅感覚」だったとしたら、
女性ですもの、女友達か家族・姉妹と連れ立って参加するはずです。
と、私は思いますが、
みなさんはどう思われますか?
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次回は、
「今どきシニアの食生活(70歳前後の高齢者編)」を
シニアデコーダーがマーケティング視点でお届けします。
お楽しみに!!
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